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御言葉にいきるBIBLE MESSAGE

人の弱さを通して働かれる神

リッターガルド教会(スウェーデン)牧師 フレデリック・リグネル

   
 第2コリント4章6、7節に、
4:6「闇の中から光が輝き出よ」と言われた神が、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせるために、私たちの心を照らしてくださったのです。

4:7 私たちは、この宝を土の器の中に入れています。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものではないことが明らかになるためです。

とあります。キリストの御顔を照らされるのですが、それは土の器にあります。器の中にある光は、器に欠けがあると外に出ます。その時見えるようになります。つまり、器であるあなたに痛みや苦しみ、傷があると、そこから光が外に輝くのです。それが主の光です。

   
 ここで、もう一度モーセのことに戻りましょう。何度も言いますが、彼の弱さは癒されませんでした。神様は彼を問題があるままで用いられました。これを受け入れることは、それほど簡単なことではありません。正直にお話ししますが、私の経験からもそんなに簡単ではないと思います。モーセが経験したように、たとえどんなに柴が燃えている聖なる場所であることが分かっても、かれの願っていた奇跡が起こらない時には、“私にはできない”と、どれほど思ったことでしょう。

   
 第二次世界戦が終わった時に、オリバー・フランクスという大使がイギリスからアメリカに派遣されました。その頃は電話をするのは難しい状況でしたので、本国への連絡事項は手紙を書いてブリーフケースに入れて、それを人が大西洋を渡って運びました。ところが、特別重要で極秘情報を知らせる必要がある時には、彼は決してブリーフケースを使いませんでした。そのような大切なニュース文書は、ごく普通の封筒に入れて郵便を使って送ったそうです。神様は、同じようにあなたに知らせたい非常に重要なことは、ごく普通の封筒(ごく普通のあなた)に入れて送られています。

   
 最後に、天使が処女マリヤに来られて、特別な知らせを持ってきた時のことを考えましょう。そのニュースは、とても厳しい代価が必要な内容でした。彼女は誰も信じられないような恥の中に入ることになる・・・結婚していないのに子どもを産む・・・のです。彼女に与えられた仕事は本当に大変なことでした。しかも最後には十字架にかかって苦しむ自分の子供を見つめることになるのです。それを考えると、胸が締め付けられるような気持になります。簡単には受け止められません。それなのにマリアは、「どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」(ルカ1:38)と言いました。このような応えを簡単にできたとは思えないのですが、彼女は“神様に委ねる”決心をしました。それが大切です。

   
 どのようにして、神様があなたに働いてくださるかを知りたいとき、どうしたらいいでしょうか? どうか毎日の祈りの中で、「どうぞ私の目を開いてください。見えるように・・・ただ霊的なことだけでなく、食べ物や、家族のこと、友人のこと、毎日のごく普通の生活を見ることができますように」と祈ってください。ごく普通の生活の中で見えると思います。弱さを正直に申し上げていいのです。神様は、あなたの痛み、苦しみ・・そのような弱さの中に働かれるからです。

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