１．主に従う
まず、「わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい」という言葉です。これはどのような意味でしょう。もし、あなたがご主人のために何か役に立つ仕事をしたいというのであれば、まずその方についていくことが必要です。もしイエスに従っていかなければ、仕えることはできなく、役立つような仕事はできません。あなたが自分の罪を認めて悔い改め、十字架に架かったキリストを個人的に受け入れたなら、その同じ時にあなたはキリストに従う「しもべ」になりました。神はあなたを「しもべ」にして、主イエスのために役立つことをさせたいのです。あなたを用いたいと願っているのですが、それを可能にするためには、あなたは主イエスについて行かなければなりません。
ここで言われている「しもべ」は、イエスについていく人のことを意味しており、イエスが示した教えや主義、あるいはキリスト教世界の考え方に従うことではありません。イエスの考え方では無く、イエス・キリストというお方についていくという意味です。神のメッセージは、「しもべ」はその主人であるお方についていくと言っています。しかも、その「しもべ」が救われたのは、自分でなにかの努力をすることによって救われたわけではありませんでした。神がご自身の考えで、ひとり子であるイエスを十字架で犠牲にするという、主の業（わざ）によって、あなたは救われました。私たちのすべきことは何もありませんでした。あなたは日本という国で救われ、わたしはポーランドという国で救われました、それは、それぞれの国において神が考えておられる理由があるからです。神は、救われた所で用いたいと願っているのです。
２．私はあなたと共にいる
二つ目のことは、「私がいるところに、あなたもいる」ということです。「しもべ」はイエスが働いているところに居ると言われています。本当にそうでしょうか。あなたが今見ていることは、イエスが働いておられる所ですか？ イエスは日本やポーランドだけで働いておられるのでしょうか。戦争に巻き込まれているウクライナでも働いておられるのでしょうか。毎日ミサイルが飛んできて爆発するあの国でも主イエスは働いておられるのでしょうか。