宣教献金の祝福

4.必要な行動

 では、我々はどのようにすればいいのでしょうか? そうです、私たちは成長し続けるはずです。でも、急がなければなりません、できるかぎり速くすべきです。1900年には、世界中の外国人宣教師は62,000人でしたが、現在は443,000人です。ただ、長年アフリカで宣教していたSIMミッションの私の友人は、1993年の報告の中で書きました。“1993年に、SIM(Serving in Mission)ミッションは100周年記念を迎えました。現在、我々は32カ国から送られている2,000人の宣教師で構成され、彼らは約20の異なった国々で活躍していますが、SIMに関係する教会は、400万の現地人などで構成されています。”

 

 この事実は、喜ばしいことなのですが、とても満足できるものではないのです。実は、人口が増加したために、SIMが活動している所における未信者が増加し、その人数はSIMの活動が開始された時より増えているのです。イギリスは、これらの働きに対して、とても満足できる状況にはありません。確かに短期宣教師は増えていますが、フルタイムで働く宣教師、またそれを支えるスタッフはかなり減っているのです。その第一の理由は、異文化を受け入れ、忍耐強く働きかけることができていません。でも、もし他の人に対して忍耐強く接しなければ、その人を永遠の滅びに追いやることになるのですから、決してそのような言い訳をしてはならないことです。第二には、世界中に戦争などの混乱があるので危険だというのですが、これもいい訳にしてはならないことです。もし世界の半分で戦争が起こっていたとしても、残りの半分では宣教が出来るはずです。そして第三番目には、言葉の問題で通訳が問題にされますが、英語を第二外国語にする人は増えており、言葉の問題を乗り越えるための最新の技術も進んでいます。イギリスのビジネスマンが、ロンドンから東京に書類を送る際にミスをして、FAXの機械にネクタイが巻き込まれると、10秒後に東京に現れる・・・などという笑い話を聞いたことがあるかもしれません。それほど技術的には進んでいるのです。

 

5.大切なもの

 まず、戦略的には、どうしてもクリスチャンの世界をサポートする必要があります。そして、より多くの献金を献げる必要があります。たとえば移動のための飛行機の運賃は決して安くありません。イギリスからスマトラまで、泳いで行くことはできませんから、飛行機を使う必要があり、そのためにはお金が必要です。さらに、祈りをつまなければなりません。

 

 1900年代のことですが、カナダからアフリカの西海岸に行こうとしていた若い宣教師がおりました。そのころ多くの人は、宣教地に行くことは宣教師のための墓地に行くことだと思っていましたので、彼らは、出発前のカナダの教会で行われた送別会では、あたかも告別のような集会になりました。彼は、“私たちは、たとえ危険があると分かっていても、出かけることを恐れていません。もし、皆さんがロープの端をしっかり握ってこの穴に私たちを降ろしてくれるなら・・・ どうか祈ってください”と言い、出かけていきました。

 

 3年後、彼は奥さんと子供をアフリカの西海岸に埋葬し、肉体的にも精神的にも大変な状況でカナダに帰りました。ある夜、母教会で行われた祈り会に出席して、一言発言したいと牧師に頼み、こういったのです。“今夜の祈り会で、皆さんの祈りを聞きました。皆さんは毎日の生活のために熱心に祈っておられましたが、誰一人として、宣教師のためには祈りませんでした。いま、私がなぜアフリカでの宣教がうまく行かなかったか分かりました。皆さんは、ロープの端を持っていてくれなかったのです”

 

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